
水虫の原因になる白癬菌は高温、多湿を好みます。
ところが1年中日本よりも気温が高く、又、湿度も決して低くは無いアフリカや東南アジア諸国などでは、水虫の患者は日本人よりもはるかに少ないと言われています。
本来ならばこれ等の国でも気象条件的には白癬菌の増殖には適していますので、日本人と同様に水虫の患者が増えて当然なのですが、なぜ水虫の患者は日本よりもはるかに少ないのでしょうか?
その原因はやはり生活環境の違いにあります。
これ等の発展途上国ではまだまだ国民の所得水準が低く、一部の富裕層を除けば一般市民で日常的に革靴を履く人は少なく、昔の日本の草履の様なサンダル履きの人が多い事が水虫になる人が少ない原因だと言われています。
水虫の原因になる白癬菌が増殖する為には高温、多湿の状態が一定時間継続する必要があります。
ところがサンダル履きでは足は常に風にさらされ、乾燥した状態になっていますので、白癬菌は増殖のしようがありませんね。
それがこれ等の発展途上国で水虫の患者が日本より少ない大きな理由です。
つまりこれ等の国では多くの一般市民は別に意識していなくても、自然に「足をよく乾燥させる」という水虫の最大の予防をしているわけです。
水虫が一番出来易い足での予防が出来れば、当然身体のその他の部分の水虫も少なくなります。
ただこれ等の発展途上国でも近年生活環境は年々向上し、1年中靴下やストッキングと靴を履いているビジネスマンやビジネスウーマンも多くなっています。
その結果日本人と同じ様に水虫に悩まされている方が増えていると言いますから、やはり水虫は「文明病」ですね。
水虫は春から夏にかけて気温が上がって来ると患者が増え、冬になると少なくなるというのが常識でした。
白癬菌は湿度と共に、気温も一定以上でなければ増殖出来ないからです。
ところが最近はオフィスや商業施設だけでなく一般家庭でもエアコンが普及し、冬でも屋内は春の様な温度になっています。
この様な快適な環境は近代文明の賜物ですが、しかしこれは同時に水虫に取ってもありがたい文明の贈り物ではないでしょうか?
水虫との戦いでは、水虫について解説しています。ぜひ参考にしてください。
白癬菌は皮膚に付着すると皮膚の一番外側にある角質層に住み着きます。 水虫に一番よく感染するのは足です・・・・